釣師のバイブル

アイザック・ウオルトンの"The Compleat Angler" (『釣魚大全』 訳は立松和平氏

“STUDY TO BE QUIET”は、釣師のバイブルといわれる『釣魚大全』の最後の一行を飾る言葉です。小説家はこの一句を“静謐の研究”と訳してみたり、ときに“おだやかなることを学べ”と訳したりしていいます。『釣魚大全』の哲学は「この一語に凝縮される」とも書き残しているのです。
「この一語に凝縮される。確かにそうだと思います。ちょっとコンパクトに凝縮しすぎかなとも思いますけど」−−そういって笑うのは『初版本・釣魚大全』の訳者である京都の神学者、杉瀬祐氏。神学者自身はこの一句を“静かに生きることを学べ”と訳し、さらに原文にはない一言−−テサロニケ第一の手紙四の十一−−を書き添えている。
「これは新約聖書に出てくる言葉です。最後の審判が近いといわれて、人々があわてふためいたり、遊びほうけているときに、聖パウロが“みんな落ち着くように”という内容の手紙を書いた。その中に出てくる言葉なんですが、今日にも当てはまると思われます。

開高 健がスコッロランドを訪れアイザックの生き方に触れるといったストーリー

大いなる旅路

http://www.youtube.com/watch?v=A7PfDiBWW8s 

STUDY TO BE QUIET →穏やかなる事を学べ!

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James Prosek (artist/writer) によるThe Complete Angler  

http://www.youtube.com/watch?v=1r2nRfnpWxw