1本のバンブー・ロット
力を入れずに、バックへ送り出すようにしてラインを伸ばす、スピードはでないんですがラインは落ちない
そこからやはり力を入れず、見えないゴムでつながってるかのようにフォアードへロットを持ってくる。と、
今度はラインが意志を持ってるかのように、水面と平衡にするすると伸びていく。
竹竿は振ってはだめなんですよね、バックとフォワードそれぞれでティップをかるく突き上げるようにすると
ラインが伸びていく、使う人によって生きも死にもする、扱いづらい竹竿を操れる事は大人のフライ釣り師
の象徴でした。僕は国内のビルダーの竹竿を使うようになりました、選ぶ基準は「ビルダーの人間性が好きか
どうか」竹竿は人間が作るものだからそう言う動機でもいいと思いました、作り手の思いと使い手の思いが一致
する事が大切だな~なんて、自転車に例えるとグラファイト・ロットはカーボンフレーム、バンブー・ロットは
クロモリフレームってな感じです。
4本作ってもらったロット手元に有るのは気に入った1本のみです、スローなアクションはゆったりと釣りを