POCKETスタッフブログ
ペンナローラ・プラチナムが入荷!
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休業のお知らせ
8月13日~16日まで御休みさせて頂きます。
機械時計と私
ご覧頂いてる写真はキングセイコー(1972製)の裏ブタを開けた状態です、綺麗なムーブメントです。最近はクオーツや電波時計が主流に成ってきました殆んどくるいなしですが、愛着はわくのでしょうか?1日10秒遅れたり進んだり、1ヶ月1分ぐらいクルウ機械時計それを持ち主が竜頭を引いて時間を合わせる、非現代的な作業ですが、時計に触れて調整する事により愛着がわくと思いますね、当時のムーブメントは丁寧な作りです最近のはやっぱり手抜きが多いです、自社で機械を作らず他社から買って自社のケースに収めている会社がほとんどです嘆かわしい限りです。私は機械時計が大好きです、チクタクチクタクとときを刻む丹精に作り込まれた機械式時計。1960年代~1970年代には、諏訪精工と亀戸精工の二つの工場に同じ機械を作らせ競い合わせて技術の向上を図ったそうです、物作りの日本です、忘れてしまった今の日本が悲しく感じられます、もう一度・・・メイド・イン・ジャパン!http://www.youtube.com/watch?v=RaOsVWnOBY4
トゥ‐リオ・カンパニョーロ
カンパニョーロとの出会い
私が始めてカンパのパーツとの出会いはグランスポルトのリヤメカ(鉄グランスポルト)当時国産の変速機が1000円前後、グランスポルトは4700円14歳の私には到底買える値段では無かったので新聞配達のアルバイトをして買った思い出深いパーツです、嬉かったな~自分の自転車に組み付けて惚れ惚れと眺めました、乗って見るとチェンジのスムースさに驚き桃の木!すごいカンパって!そんな思いを伝える友達も居なく(変な中学生でした)そのごカンパ遍歴を繰り返し、大学生(京都産業大学自転車部)オールカンパヌーボレコルドでビゴーレのロードレーサーが完成、当時府立大学近くのカタオカサイクルでお世話になっていました(現在は宝ヶ池で息子さんがビゴーレブランドで頑張っています)誇らしげにインカレで走り,逃げ切りに成功せず敗退、大学対抗チームロード2位なんとかカンパの性能発揮!大学卒業後に自転車パーツの輸入業者に就職この時にスーパーレコルドのプロトンのロードレーサーが完成、その後サイクルショップに転職1978年でした、1980年代に入りカンパもデザイン一新Cレコルドやコーラス、ビクトリー、トリオンフなどの開発をしていました。Cレコルドはエアロフォルムで斬新なデザインでした特にデルタブレーキにはシビレました、カッコええ!1985年に独立し今のサイクルハウスポケットを始めました、それからもカンパ、カンパです。サンツアーもいいコンポーネントを作ってました。そんなこんなでカンパとのお付き合い凡そ40年ですね。鉄のグランスポルトから始まり11sのスーパーレコルドまで我ながら歴史を感じます。高南雅司